
2012年の韓国では4世帯に1世帯は1人暮らしだ。 全国に453万9000人が1人で暮らしている。 その1人世帯は平均的にどんな姿か。 統計庁が2010年の人口住宅総調査に基づき、これを分析した。
男性は満28歳の時、1人暮らしをする比率が最も高い(17.3%)。 大学を卒業し、まだ結婚前だ。 青年層(25−34歳)の1人世帯のうち74%は大学卒で、ほとんど(93.5%)が未婚だ。 このうち半分は家賃(49.3%)を支払って暮らしている。 乗用車保有比率は10人に4人。
女性の1人世帯の平均的な姿はやや異なる。 女性の1人世帯の比率は60歳以降から急激に増え、79歳(36.9%)が最も多い。 夫と死別して一人残される女性高齢者が多いということだ。 この場合、乗用車はほとんどないが(4.9%)、10人に6人が自分の家を保有している。 多くの人が農村に住みながら農作業をしている。
キム・ヒョンソク統計庁人口総調査課長は「子どもが家を出て、男性は43歳、女性は40歳前後から次第に夫婦だけの世帯が増え、男性76歳、女性69歳以降は死別で1人世帯が次第に増える」と説明した。 2011年期待寿命(男性77.6歳、女性84.5歳)と年齢別平均世帯員数を勘案すると、男性は夫人と2人暮らしの時、女性は1人暮らしで死を迎える可能性が高い。